インタープリテーション(Interpretation)とは一般的に「通訳」という意味ですが、環境分野においては「自然と人間との間の通訳」、すなわち、自然の発するメッセージをわかりやすく人々に伝え、自然とのふれあいを通じて喜びや感動をわかちあおうとする「解説活動」のことを言います。
自然についての知識そのものを伝えるだけではありません。その裏側にある意味や関係を明らかにするための“メッセージ”を伝える行為や技能のことをインタープリテーションと呼ぶのです。 |
|
「インタープリテーションの6つの原則」を確立したフリーマン・チルデンの言葉に
"The chief aim of interpretation is not instruction, but provocation."
インタープリテーションは「教えること」ではなく、「刺激(挑発)すること=きっかけをつくること=聞き手が考えるようにすること=聞き手の能力を引き出すこと」である。
というものがあります。
|
インタープリテーションを実施する人のことをインタープリターと呼びます。インタープリターの活動は、従来の自然ガイドとはかなり異なり、事実を単に解説するのではなく、来訪者(ビジター)の目的や要望に即して、ビジターの知識、精神的な向上を促すことが要求されます。また、事実の背後にある自然からのメッセージを解き明かすことも求められています。
|
裏側にある意味や関係をメッセージとして伝え、ビジター(ダイバー)自身が考え、その能力を引き出す…
これはダイビングガイドとゲストの関係でも同じだと思いませんか?実は香住ダイビングサービスが目指す次世代のガイディングがまさにこの考え方なのです。
|
同じ環境系レジャーの方でも山系の皆さんはネイチャーガイドという職業(もしくはボランティア)の方々がいらっしゃいます。
海系レジャーではダイビングガイドがネイチャーガイドと呼ばれることは少ないようです。本来の自然観察に対するガイドよりも、道案内や安全管理面がクローズアップされるのがその要因かもしれません。
ダイビングガイドは本来ネイチャーガイドであるはずで、インタープリターであるはずなのです。
|